子を持たない夫婦を【Dinks(ディンクス)】というようです。
DINKS(ダブル・インカム・ノー・キッズの頭文字)。
共働き世帯で、子供を持たない選択をする夫婦が増えてるみたいだけど、筆者(ねこねこぱんく)もそのひとり。
2023年時点での日本全国の夫婦のみの世帯数は、約1339万5千世帯と報告されています。
これは、全世帯の約24.6%を占めています。
かなり大きな割合を占めていると思いませんか?
今回は、Dinksライフスタイルがどんな感じなのか、わたしの実際の経験や感想をここで伝えます。
さきに結論から言うと、”自由とゆとりを持てます”。
「子を持つか持たないか」、の選択で迷っている方の参考になればいいなと思います。
【子なし】DINKS(ディンクス)のメリット3つ
1.経済的自由
ちょっとおおげさなキーワードですね…”自分のお金を自由に使える”という意味合いです。(FIREではありません)
子なしだと子育て費用や教育費がかかりません。
当たり前の事ですけど、これって金額的にとても大きいなと思っています。
子供ひとりを大学まで卒業させるための一般的な費用は、約3,000万円と言われています。
子なしだと、その費用分の経済的負担がありません。
だからといって、わたしは贅沢な暮らしをしているわけではなく、質素な生活をしています。
なぜか?
使わないお金はすべて資産形成、いわゆる投資に充てています。
将来、本当の経済的自由(こちらはFIREね)のために、コツコツ継続中。
ちなみに、お財布は夫婦別々のスタイルです。
子供がいる家庭だと、投資にまわせるお金を捻出するのが大変だったり、配偶者からの理解が難しかったりするみたいです。
これ、わたしも知人からよく聞かされました。
2.時間の自由
わたしは、じぶんの決まったルーティンで時間を使えることが、いちばんのメリットだと思っています。
会社の勤務時間以外は、ざっくり言えば自由。
休日も朝から自由に過ごせていますし、趣味に没頭したり料理や食事、お酒など、時間の許す限り自由に楽しんでいます。
明かりを消して本が楽しめる「オーディオブック」」なら – audiobook.jp子どもがいれば、そういうわけにはいかないですよね。
全く自由がないとは言いませんが、限られた自由時間になるでしょう。
時間は有限、わたしにとってとても大切な事です。
お互いに、自由な時間を自由に過ごしています。
3.心にゆとりができる
さきほどの「経済的自由と時間の自由」、ふたつの自由をライフスタイルに取入れると、どうなるか…
あくまでわたし個人の感覚ですが、「心にゆとりが生まれます」。
せかせか急ぐこともなく、イライラすることもあまりありません。
運転にもゆとりが生まれたり(安全上、当たり前ですが)、他人に対しても優しい気持ちで接することができるようになります。
精神的ストレスも、比較的少ないほうだと思います。
自分と向き合う時間をたくさん作れるので、物事を冷静に判断することができたり。
もし子どもがいたら、自分の事なんて二の次、三の次みたいな感じじゃないかな?
【子なし】DINKS(ディンクス)のデメリット
子なし、Dinks(ディンクス)のデメリットって、正直言って見当たりません…。
「メリットでしかないよ」と言いたいところですが、強いてあげるとすればこれかな?
1.老後の看病
正直、これくらいしか思いつきませんでした。
Dinksじゃなくても、人生の課題のひとつですよね。
高齢ともなると、医療機関や福祉施設などに関わることが増えてくるでしょう。
でも、メリットでお伝えしたとおり、資産形成を続けているので、対策済みということで。
ほかにもデメリットがあるとしたら…これを読んでいる方、もしあったら教えてください!
【子なし】Dinks(ディンクス)わたしのリアルな感想
【子なし】Dinks(ディンクス)を選んだ経緯
結婚する前にパートナーが軽い精神疾患を患い、「子育てをする自信がない」と言われたことがきっかけでした。
わたし自身、無理に子を持つ必要はないと考えていて、お互いに意見が一致した結果、【子なし】Dinks(ディンクス)のライフスタイルを選びました。
ちなみに、Dinks(ディンクス)という言葉を知ったのは、つい最近でした。
【子なし】Dinks(ディンクス)になってみて
【子なし】Dinks(ディンクス)になることを、深刻に考え込んだりして決めたわけではありません。
正直に言うと、「ぶっちゃけ、子なしの方が自由だし、金銭的負担もないし、ラクじゃね?」くらいのポジティブ思考です。
生活はとても安定していて、資産形成いわゆる投資もコツコツ継続して育てているし、なんと言っても”自由でゆとり”があります。
子なし「Dinks(ディンクス)」だからといって、何かイヤな事をいわれたことはありません。
ネットなどでは「ずるい」とか「社会的責任を果たしていない」などの意見を見かけたことはありますが、実際そんなことは言われたことはないですね。
結婚したら子を持たなければならない義務というのは、存在していないわけだし。
【子なし】Dinks(ディンクス)を迷っている方へ
結婚後のライフスタイルなので、パートナーと同じ価値観を持つことが大事だと思います。
それと、結婚前に子を持つか持たないかをハッキリ決めておくと良いでしょう。
また、「死ぬまでに孫の顔が見たい」っていうセリフを聞いたことはありませんか?(もう死語かな)
これ、聞く耳を持つ必要はありません。
こんな勝手な希望で、自分の人生を変えてまでして子を持つ必要はありますか?
現代のライフスタイルは多様化しています。
どれが正解とかはないし、自分自身の生き方がそれで良ければ、Dinksだろうが何だろうが関係ないと思っています。
【子なし】Dinks(ディンクス)はずっと増え続けている
Z世代と呼ばれる若者たちは、正社員の4分の1以上が子を持ちたくないというアンケート調査の結果が出ています。
2023年11月17〜20日にインターネットで実施し、20代の正社員の男女から585件の回答。
「お金が足りない」・「増税・物価高の中、自分のことで精いっぱいで育てる責任が持てない」など、若年層の経済不安が少子化問題に影を落としている。
おそらく、自分の親世代が子育てで経済的に苦労してるのを知っていたり、日本の経済情勢や子育てしにくい環境が、消極的な気持ちにさせているのかも知れません。
ちなみに、子どもを欲しくないと回答した「20代後半男性」が最も高く、29.7%、「20代後半女性」が27.4%とのこと。
また、夫婦のみの世帯数の推移については、以下の通りです。
夫婦のみの世帯の推移を見てください。
1980年(昭和55年)では4460千世帯、2020年には13949千世帯と右肩上がりで、9489千世帯も増えています。
増加率は約212.8%の増加です。
2023年時点での日本全国の夫婦のみの世帯数は、約1339万5千世帯と報告されています。
これは、全世帯の約24.6%を占めています。
Dinksのライフスタイルがどんどん浸透しているようですね。
まとめ
ここまで、【子なし】Dinks(ディンクス)のライフスタイルついて、私の経験や感想をお伝えしてきました。
パートナーとよく話し合い、将来の自分たちにとって最適なライフスタイルを選ぶことが大事だと思います。
これから結婚を考えている方や、DINKSライフスタイルに興味があるカップルにとって、少しでも参考になれば幸いです。
落ち込んだり、ツラい気持ちの時ありませんか?
そんな時は、偉人たちの格言に耳を傾けてみましょう!
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